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バッハを中心とするクラシック音楽についてどんどん書き込んでください。
お待ちしています。

目次
過去記事 <<(全1000件)>>

From skunjp To juncoop5@goo at 2005 01/31 19:58 編集 返信

ひろし

ギター侍はいかに世間にうとい僕も知ってました。

しかし「ひろしです」は・・・(^^;)

息子は同名ですが・・・ハハハ (-_-;

ヴェルナーは本当に良いですね。

僕は、単に優しいとか、典雅というのを越えて、凄い深みを感ずるようになりました。

音楽の縦横が合っているというレベルをとうに超えて、バッハの本質を捉えている
演奏です。

リヒターは正直言って最近遠いです(^^;)
でもせっかくだから24番、聴いてみよっかなー・・・


From juncoop To at 2005 01/30 23:42 編集 返信

解説「ひろしです・・」

skunjpさん、お久です・・。

うーん、ヘレヴェッヘとヴェルナーの共通点・・・新たなテーマが。

ヴェルナーは安らぎ、優しさ、癒し、温かさ・・。

ヘレヴェッヘは、静かなる別世界・・・教会の中の響き・・幻想的。

●解説「ひろしです・・」

実は、このヒロシというのは、私がはじめて知ったのが、クリスマスイヴの深夜に明石サンタという明石家サンマと八木元アナウンサーのテレビ番組でイヴの夜に不幸な出来事を電話してきて告白し、不幸な人に景品をあげるというもの・・。そのとき電話してきたのが、この「ひろし」という芸人で元ホストクラブ出身らしく、たぶん1人の漫談家です。その芸人の口癖が、いつも話すたびにネチッコイ声で「ひろしです・・・」とつけるのがおかしくて、はまってしまいました。この芸人はちょっとナマリがあって、「ひろしです。〜〜しとるとです・・。」といいます。

skunjpさんから、「ひろしです・・」とはなんですか?と質問されて、思わず、大笑いしてしまいました。まさか、ここで「ひろしです」の解説をするとは思いませんでした。(笑)

その他に、ご存知「ギター侍」の「と言う〜じゃなーい、残念!・・***斬り!」というのも前に使わせていただきました。

ところで、今、リヒターのカンタータ第24番の冒頭アリア聞いて、深い感銘を受けました。ぜひお聞きください。

明日、さっそく、ヴェルナーの85番を聞いてみましょう、「歌う」ということを意識して・・・。 

From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 01/30 23:06 編集 返信

ヘレヴェッヘとヴェルナーの共通点

junさん、お久です

リヒターシリーズが始まりますね。
僕も何か聴こうかな。・・・とりあえずオルガンかな。

僕は相変わらずヘレヴェッヘにはまっていまして、それからヴェルナーにもはまっています。
この二人の芸風はどこか共通点を感じます。

それは「歌う」ということです。
そして両者ともリヒターとは遠い・・・

昨夜、ヴェルナーの85番を聴いてとても感動しました。

最初のオーボエ2本の出だしからして、なんという懐かしさ。
落ち着いたテンポといいジワーッと来ました。
歌手が現代の歌手と違って、テクニックはともかく人間としての品性がとても高いような気がする。

それに加えて器楽陣が豪華。
オーボエはピエルロとシャンボンだし、ピッコロチェロはヴェンツィンガー、ファゴットはオンニュ。

とにかくヴェルナーのカンタータは奥が深い。
それは内面の出来事として・・・

>「ひろしです・・・」

これは何ですか?

From juncoop To at 2005 01/30 14:12 編集 返信

カール・リヒター特集その1/ゴルトベルク変奏曲その2


●バッハ/ゴルトベルク変奏曲BWV988

カール・リヒター(チェンバロ)

1970年/ドイツ・グラモフォン

リヒター没後24周年冒頭に持ってきたのがゴルトベルク、やはりチェンバロ曲の帝王だけに取り上げたい曲ですね。リヒターはこの変奏曲を2回録音していて、これは2回目のもの。当時このアルバムはLPで出ていたのですが、2枚組で、なかなか手が出せない高価なものでした。大抵1枚組だったのです。リヒターはノイペルトなどモダンチェンバロを使用しますから、レオンハルトの演奏でこの曲を感動した私にとって、それは味気ないものでもありました。しかしこの鋭いリヒターのチェンバロもたまに聴きたくなります。主題はアッパー鍵盤の軽い優しい音で演奏してますが、リヒター自身もこのアリア主題の優しさをやはり意識していたことでしょう・。第1変奏曲から、あの鋭い強烈な音色・・・これを味気なく思う気持ちは確かに解る・・。第2変奏曲はまた優しく・・曲順に音色の変化を変えていくところがまた良いですね。曲にとっては、途中でリュートストップ使って音色かえるところは、やはりオルガン奏者らしい感じもしました。ヴァルヒャ同様に、リヒターの演奏についても、この曲に安らぎを求めることは程遠いですね。ヴァルヒャの厳格な演奏よりはリヒターのほうが少し優しさというものは感じました。リヒターの演奏で感心するのは元気で活気のある変奏曲でして、その部分はとても躍動感とか派手さにおいては、素晴らしいものを感じます。それはリヒターの演奏したイタリア協奏曲や半音階的幻想曲とフーガと同様ですね。厳格で静的なヴァルヒャ、輝かしく動的なリヒターという感じか・・。確信に満ち一寸の隙もない精神性の高い演奏でした・・。


From juncoop To at 2005 01/30 13:03 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんにちは・・休日をいかがお過ごしですか?

昨日の晩少し、ヤフー・チャットでオデットさんと一緒にフルトヴェングラーのブラームスとシューベルトの未完成を少し聞きました。フルトヴェングラーの40年代前半のブラームス凄いですね・・・「ひろしです・・・」。私が持っているのは、ブラームスの交響曲第4番1943年録音・・・かなり加速します・・。はじめのテンポからすると、走る走る・・・。ところで、フルトヴェングラーの指輪がミラノスカラ座の演奏?で13枚組9000円以下で発売されているのを聞かされ、揺れ動く・・・。そういえば、ベームとバイロイトの指輪も1万円代で全部がフィリップスから出ていましたね。あの指輪はいまだに難解ですし・・。

アマデオさん
BMSバッハ全集171枚組は、とてもよろしいですね・・。私もなかなか全部聞くのが、死ぬまでに出来るかどうか疑問ですね。ところでアマデオさんが聞くブラームスというのは室内楽ですか?お勧めありましたらよろしくお願いします。
バッハの方ですが、ガーディナーがカンタータ集の発売再開とかで、私はガーディナーのあっさりした演奏がなんとも・・まだまだ良さがわかりにくい・・。これまでクリスマスオラトリオ、BWV179、199、113、106、198等聴いてきましたが、それらを超える演奏はまだまだ沢山あるという感じ、例えばレオンハルトやヘレヴェッヘです。ガーディナー・・・「ひろしです」。


【今日の音楽】


●バッハ/ブランデンブルク協奏曲第4番〜第6番

ヘルムート・リリング指揮オレゴン・バッハ・フェスティバル室内管弦楽団

1994年/BMSバッハ・エディション

この演奏は、とてもテンポ速めですが、いい演奏だと思っております。重々しくなく、かといって軽くもない。一番誰もが納得出来るいい演奏だと思いますね。リリングのブランデンブルクや管弦楽組曲、チェンバロ協奏曲、Vn協奏曲など、私は高く評価します。全体的に早めで活気がありますね。癖がなく無難と言えば個性味に欠けるということにもなりそうですが、私は21世紀のバッハ演奏として、リリングが20世紀の解釈を少なくとも継承していてくれることが、とても嬉しい限りです。




From アマデオ( Mail ) To juncoop5@goo at 2005 01/29 20:53 編集 返信

なるほど!!

 ジュンさん、ありがとうございます。ヴィオラ・ダモーレだったんですね。それで裸ガットの音がしたんですね。突然メッサ・ディ・ヴォーチェの響きがしたのでビックリしました。そういえば、確かにヴァイオリンのオブリガートは確かにモダンヴァイオリンでしたね。

 このところ、毎日ちょっとずつバッハ全集を聞いています。バッハ時々ブラームスといった感じです。カンタータもオルガンも、チェンバロ、ピアノ、弦楽器、管楽器、どれをとってもバッハはいいですね。それにしても、いつになったら聞き終わるのやら。全く想像もつきませんな・・・。

From juncoop To at 2005 01/29 20:35 編集 返信

カール・リヒター没後 24周年



来月2月15日はカール・リヒター没後24年となります。

カール・リヒター(1926年10月15日 - 1981年2月15日)

カール・リヒターを聴きなおしていきたいと思ってます。

バッハのカンタータをはじめ、宗教大作、オルガン、チェンバロの演奏を追って紹介していきましょう・・。



●カール・リヒター(Karl Richter 1926年10月15日 - 1981年2月15日)は、ドイツの指揮者、オルガン奏者、チェンバロ奏者。ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団を組織して、バッハの名演奏を聴かせた。ライプチヒの聖トーマス教会のカントルであったカール・シュトラウベとギュンター・ラミンの元で学んだ。

一貫して現代楽器を使用した彼のバロック音楽の演奏スタイルは、古楽派の台頭で過去のものとなっており、さらにアカデミズムと無縁の人であった(バッハ作品の演奏ではいわゆる旧バッハ全集を使用していた)ため欧州では評価が二分されている。しかし、熱烈な感受性に裏打ちされた力強い演奏に今でもファンが多い。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)





From juncoop To at 2005 01/29 15:51 編集 返信

リステンパルトのカンタータ第56番

カンタータ第56番 われは喜びて十字架を負わん BWV56はバスのソロ・カンタータでかなり有名な名曲ではありますが、以前BACH1000で、クルト・トーマスとプライの名演を推薦してました。ところが、その名演に匹敵する名盤が昔の録音にあります。それは、リステンパルトとフィッシャー=ディースカウによる1952年の録音。


●バッハ/カンタータ第56番 われは喜びて十字架を負わん BWV56

カール・リステンパルト指揮
カール・リステンパルト室内管弦楽団/ベルリン・モテット合唱団
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(B)

1952年(M)/アルヒーフ

冒頭のアリアからして、重厚で通奏低音チェンバロが重々しい。このアリアの性格からしてやはり苦悩的で重々しい演奏がピッタリきますね。フィッシャー=ディースカウの若々しい声がまたよろしいです。軽快なオーボェ・ソロを伴うアリアについてもとても素晴らしい出来です。全体的に叙情的な雰囲気のある演奏です。やはり古い録音にも魅力がありますね。




From juncoop To at 2005 01/29 12:31 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんにちは、休日をいかがお過ごしですか?

バッハの音楽をしばらく控えたいと言ったのにも関わらず、少し日がたつと、バッハを聴いてます。毎日思いが変わるのはまあB型人間の典型かもしれません。


【今日の音楽】


●バッハ/ブランデンブルク協奏曲第1番〜第3番

コレギウムアウレウム合奏団(古楽器使用)

レオンハルト(cem)リンデ(bf)タール(tp)フッケ(ob)コッホ(gamb)ヨーセフマイヤー(vn)

ドイツ・ハルモニアムンディ

このコレギウムアウレウム合奏団のブランデンブルクは優雅ですよね・・。古楽器の演奏でも私は古い録音とは言え、コレギウムアウレウムが一番好きです。そのため愛聴盤になってます。今日は1番から3番まで聞いてます。テンポはゆっくりめで、とても楽器を歌わせ、厚い音色となってます。古楽器ならではの古雅な響きが最高でして、これは、古楽器派モダン楽器派両方にお勧めの演奏ですね。


●バッハ/カンタータ第205番「破れ、砕け、こぼて(鎮まれるエーオルス)(Zerreisset zersprenget zersprenget die Gruft*)」BWV.205(1725初演)

ヘルムート・リリング指揮シュトゥットガルト・バッハ合奏団/ゲッヒンゲン聖歌隊

BMS・バッハ・エディション

アマデオさんの指摘により聴いてみました。このカンタータは皆さんもご存知かと思いますがバッハの音楽では一番の大編成でして、すなわち、ホルン2、トランペット3、ティンパニ、フルート2、オーボェ・ダモーレ2、ヴィオラ・ダモーレ、ヴィオラ・ダガンバ、弦、通奏低音、独唱4声部、合唱からなってますね。冒頭合唱の「破れ、砕け、こぼて」は凄まじいいきおいで、まるで嵐のようです。続くバスのレシタティーヴォも全合奏でいいですね。私のお気に入りの第3曲バス・アリアはとてもリズムカルでこのカンタータで一番好きな曲・・。魅力的なアリアですね。アマデオさんが、ガット弦や古楽器使用ではないかと・・思ったのは、ヴィオラ・ダモーレを使用している、第4曲テノール・レシタティーボと第5曲アリアだと思います。これはVaダモーレとヴィオラ・ダ・ガンバとリュートが伴奏するテノールのアリアですから、まさに古楽器による演奏ですね。アマデオさんが、ソロ・ヴァイオリンと思われたのは、実はヴィオラ・ダモーレだったんです。この楽器はヨハネ受難曲にも登場しまして、とても古雅な音色がしますね・・。ヴィオラ・ダモーレをリヒターのビデオで見たことがあるのですが、ほとんどヴィオラと同じ大きさの楽器で、ネックの渦巻きの部分は、天使の顔になってました。




From juncoop To at 2005 01/28 23:17 編集 返信

優しい時間 その2

皆さん、こんちわ〜! お元気ですか?

また昨日の晩も 倉本 聰 の「優しい時間」見てしまいました。

毎週木曜日 22時 フジテレビ

最近、このドラマにすっかりはまってしまいまして、
ぜひ皆さんも見ていただきたいと思います。
富良野の風景と、平原綾香の歌、そしてドラマ、この組み合せは、別世界を作っております。

すぐにはまる私は、コーヒーミルで、手回しでゴリゴリ 豆を挽き、コーヒーをよく飲むようになりました。

富良野へは一度行きたいと思います・・。

http://www.fujitv.co.jp/yasashii/index2.html


ところで、バッハはどないなってんだ?という皆さんの疑問もあるかと思いますが、しばらくちょっとバッハについては、控たいと思います。
なんせ自分の気持ちに素直に生きておりますので・・。バッハはまた聞きたくなったときに書きたいと思います。




From juncoop To juncoop5@goo at 2005 01/25 19:43 編集 返信

アマデオさん

世俗カンタータ第205番ですね。大好きなカンタータです、特に第3曲バス・アリアは最高です・・。

さっそく、ゆっくり聴いてみます。

ではまた・・。

From アマデオ( Mail ) To juncoop5@goo at 2005 01/23 20:38 編集 返信

ジュンさん申し訳ない・・・

 スキーですか、いいですね。僕もスキーは好きで、大学生の頃はたまに行っていました。久しぶりに行きたいですね。しかし、九州では土日でスキーの出来るようなところが無い!残念!!

 僕が、裸ガット弦くさいなあ、と思うのは、BWV205なんですが、今聴いてみても、ソロのヴァイオリンなんかが裸ガット弦を張っているようなんです。他のカンタータではそんなことないので、気のせいかな、と思うのですが、どうなんでしょう?聴いてみてくださいね。

From juncoop To at 2005 01/23 19:58 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんにちは・・。休日をいかがお過ごしですか?

★アマデオさん

リリングの世俗カンタータで、ガット弦使用や古楽器の響きの音楽?はて、カンタータ第**番なんでしょうか? リリングはモダン楽器を使用はしますが、第106番などは、リコーダーやガンバも出てきますから古楽器が出てくることもありますね。



From juncoop To at 2005 01/23 00:13 編集 返信

余呉高原と近江木之本町

皆さん、こんばんわ。

1月22日、juncoopは、ワイフと共に滋賀県の余呉高原へスキーへ出かけました。滋賀県北部は、全くの銀世界で、同じ近畿とは思えませぬ。11時に現地に着きまして、昼食をとってから、午後リフト券を買い、私はスノボー、ワイフはスキーをやりました。人は混んではいますものの、小さなゲレンデながら、上の方は比較的空いてまして、思う存分滑りました。今年初めてのスキーだったので気分爽快であります。たった10本ほど滑って、3時半には下山し、そのあと、高月町の北近江温泉にいきました。やはりスキーの後は温泉がつき物。露天風呂もあり、白銀の世界での温泉は気分がいいもの。さて、木之本町に戻り、予約してあった、料理屋で二人で鍋など食べて帰りました。
最近は年をとったせいか、スキーだけでは足らず、温泉と上手い料理はかかせません。スキーも昔ほど、深夜に車を走らせ、早朝からスキー場に着いて丸一日滑ることはやめました。

休日に夫婦でスキーへ行くというのも、たまにはよろしいものです。お勧めですね。


From juncoop To juncoop5@goo at 2005 01/20 23:37 編集 返信

優しい時間

皆さん、こんばんわ。

倉本 聰のドラマ「優しい時間」を毎週木曜日の10時から見ています。

ここで使われる主題歌「明日」は平原綾香の歌で、この曲の美しさは、素晴らしいです。

平原綾香の歌は最近 ホルストの木星に歌詞をつけて歌っていることでも知られているのですが。

この優しい時間の「明日」はハープの伴奏で歌われる、とても美しい歌です。クラシカルでもありますね。

この曲の美しさと富良野の風景がマッチしていることは、言うまでもありません。

2005年から音楽に優しさを求めている私にとって、この「明日」という曲に出会えたことは、とても小さな幸せとなりました。


From アマデオ( Mail ) To juncoop5@goo at 2005 01/20 12:49 編集 返信

バッハ漬け

 ジュンさん、みなさん、お元気ですか?鹿児島のアマデオです。

 バッハ全集を購入してこの方、ちょっとした隙隙にバッハばかり聴いていますが、なかなか集中してしっかり聴くということが出来ないでいます。そのような中でも、バッハの数々のオルガン曲と、歴史的オルガンの温かい響きには魅せられました。車にも積んで、つまみ食いのような聴き方ですが、聴いています。他に、世俗カンタータや、ラテン語によるミサにも魅せられました。それはそうと、リリングの全集の世俗カンタータの中に、1曲、ガット弦やオリジナル楽器的な響きのする演奏があるのですが、どうなんでしょうか?ちょっとジュンさん聴いてみてくださいな。ではまた。

From juncoop To juncoop5@goo at 2005 01/19 23:42 編集 返信

今日は・・久々に

皆さん、こんばんわ・・今日は久しぶりに、ヤフーチャットで、ピアゾラさんと一緒にマタイを聞きました。

リヒターもクレンペラーも重いですし・・。

それからショルティは案外注目かもしれませんよ・・!

では、また。


From juncoop To at 2005 01/17 21:55 編集 返信

今日の音楽

皆さん、再度こんばんわ・・。しかしまたjuncoopも、ゴルトベルクを聴く!などと大袈裟なタイトルでまた特集はじめまして・・おかげで13日間連続してゴルトベルク聴くはめになりました。そんなところで、引き続きヨハネなど聞きますと息が詰まりそうなので、リラックスしてブランデンブルクなど聴こうと思います。


【今日の音楽】


●バッハ/ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV1048

ヘルムート・コッホ指揮ベルリン室内管弦楽団

1974年/edel-ベルリン・クラシックス

元々この3番なのですが、パイヤールの第1回目の楽しい雰囲気の演奏が好きなのですが、コッホの演奏はドイツ的で重たいですね。しかし表現力豊かでスケールの大きな演奏で線も太いですから、昔のスタイルが好きな人なら、必ず気に入るとは思いますものの、レーデルやパイヤールのような温かさなども欲しいところですよね。しかしやはり第3番名曲ですね。

●モーツアルト/アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618

ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団/レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊

1973年/ドイツ・グラモフォン

アマデオさんお勧めのアヴェ・ヴェルム聴いてます。2005年になって、私は音楽に「優しさ」をテーマに求めてまいりました。この曲こそ、優しさの典型という感動すべき曲ではないでしょうか! 小品にすぎないのですが、モーツアルトの曲でも美しさという点では首位を争う傑作かと思っております。祈るように歌われる、優しさに満ちた合唱・・・。

今日は1月17日、阪神淡路大震災から10周年となりました。私は、この曲を犠牲者に捧げ、祈りたいと思います・・・。


アヴェ・ヴェルム・コルプス

乙女マリアより生まれたまことの体よ、御身に挨拶します。

人間のために真に苦しみ、十字架にいけにえとなった体よ。

その突き刺された御脇が水と血を流し出した。

わたしたちは、死の試練を受ける前に御身を拝領できますように。

神の小羊、世の罪を除き給う主よ、われらに平安を与えたまえ。



From juncoop To at 2005 01/17 20:44 編集 返信

ゴルトベルク変奏曲その1

●バッハ/ゴルトベルク変奏曲BWV988

ヘルムート・ヴァルヒャ(チェンバロ)

1961年/EMIクラシックス

アンマー社によるモダンチェンバロを使用しているが、ノイペルト社のモダンに比べて、音色は豊かで鋭さはちょっとだけ控えめ、丸みのある音がする。しかしやはりモダンチェンバロらしい鋭い音色である。ヴァルヒャの演奏はまさに教科書そのもので、遊びなど一つもない・・。ここで聞かれる精神性の高さというものは、聞き手に強い説得力を与える。堅苦しさを続けないという配慮から、やはりリュートストップの使用によって変奏曲による選別がされて、優しい曲にはリュートを厳しい曲にはフル・オープンに演奏されている。バッハ意図した、慰めという曲想からいくと、決してリラックスして癒される演奏とは言いがたいが、ヴァルヒャの演奏は何度も聴きたくなるような魅力がある。その魅力とは、あまりにも楽譜に忠実な演奏であることで、聞き手に、これこそ正当な演奏と思わせるところかも。テンポも理想的で、私はこの演奏を教科書と思っている。この曲にバロック時代の優雅な変奏曲というイメージを持つ人には、決してお勧めは出来ない。古楽器の名器による演奏によって魅力を知った人は、ヴァルヒャを聴いて味気なさを感じるに違いない。しかも速いテンポで即興もなく楽譜そのものが演奏されている。それは、皮肉にも、古楽器による演奏に感じるロマン的な印象が、この演奏には全くないからだ。レオンハルトなら第15変奏曲や第25変奏曲の悲壮感をかなり濃厚に感傷的に表現する、ところがヴァルヒャは、ロマン的な演奏がされていた1961年に録音したにも関わらず、淡々と演奏している。それはまさに無表情な人間を見るような演奏とでも言えようか・・。悪く言えば機械的な冷たさを感じる、正確な演奏なのかもしれない!!

反論受付中・・


From juncoop To at 2005 01/17 13:51 編集 返信

ゴルトベルク変奏曲を聴く

皆さん、こんにちは・・。ゴルトベルク変奏曲についてですが。

★葛の葉さん

確かに、コロリオフはとてもよろしいですね。ピアノのグールドと比較して考えますと、コロリオフはよりロマン的で、レガート奏法ではないかと、思ってしまいます。グールドは、ゴルトベルクは元々チェンバロのために書かれたのだから、ピアノのようにペダルを使用したり、レガートに弾くのではないと、言う風に聞こえてきます。その点グールドはより古楽器奏法に近づこうとしているのかもしれない。
コロリオフをはじめて聞いた時、それは、グールドとは違う新鮮な響きに聞こえました。まるでペライアのイギリス組曲第1番を聞いた時と全く同じ印象でありました。コロリオフの冒頭主題アリアなんですが、とても深い・・。しかもロマン的。バッハのチェンバロ曲というよりも、古典派以降のピアノ曲を聞いた感じもします。このコロリオフのピアノを聞いて、ゴルトベルクのピアノ版は、これに限ると思った事は当然となりました。まだ聞いてないのが、ニコラ−エワなんですが、どんな演奏なのか・・。ピアノにはケンプがありますが、残念ながら魅力に乏しい演奏でした。グールドの2種はとても魅力がありました。

チェンバロによる演奏については、レオンハルトの2種、リヒター、ベルダー、ロス、ルージィチコヴァ、カークパトリック、ピヒト=アクセンフェルト、ヴァルヒャ、鈴木雅明などを聞いてまいりましたが、レオンハルト、ヴァルヒャ、鈴木の3人については、とても素晴らしい演奏でありました。

さて、それでは、各演奏を聞いていくことにします・・。


From kuzunoha_bach To juncoop5@goo at 2005 01/17 12:38 編集 返信

コロリオフ!

最近juncoopさんがコロリオフを愛聴しておられると聞き、「我が意を得たり!」という気分です。
何年も前からあちこちでコロリオフは素晴らしいと言い回っていまして、
誰かが「コロリオフ」と言うと、駆け寄っていって「良いでしょう〜!」と言いたくなるんです。
ゴルトベルクだけでなく、インヴェンションやデュエットなども素晴らしい。
デュエットはコロリオフを聞いてから曲のイメージそのものが根底から変わりました。
まさに、「深遠」。
最近は、やっと念願のフーガの技法を手に入れ、最初の1音から涙がこぼれそうになりながら聞いています。

From juncoop To at 2005 01/16 17:45 編集 返信

2005年になってから・・・・

皆さん、こんばんわ、お休みをいかがお過ごしですか。

私は、2005年になってからまともにバッハを聞くことが出来ませんでした。なぜでしょう?

2004年は、バッハのCDが充実していた年で、ヴェルナーのバッハ集やヘンスラー音源のBMSのバッハ全集の入手などバッハの音楽を聞くものにとっては、とても収穫のある1年でした。それで満足したというとそうかもしれません・・。

そして、今日久々にヴェルナーのマタイ受難曲を聞いてます。以前リヒターのマタイばかりを最高の演奏とばかり考えていたのですが、ヴェルナーのマタイを聞いて、決してリヒターのような感動や衝撃のある演奏ではないのですが、しかしヴェルナーのバッハはなぜか繰り返して聞きたくなる、不思議な魅力があります。それは何かということは、言葉では表せません。

一体それはなんでしょうか?

私は、いつかそのことをここで書き込めるのではないかと思います。今は書けません。


以前も書込みしたと思いますが、私は精神的にバッハが聞けない時期というのがあります。それは気分だけの問題なのですが、そういう時、優しく語りかけてくれる、癒されるバッハの音楽が唯一あります。それは、

「ゴルトベルク変奏曲」です。

この曲をコロリオフで最近はよく聴いております。このアリアと30の変奏曲は、私にとってはとても優しく響く音楽です。慰められますね。この曲はバッハが依頼されたとおり、やはり慰められる音楽でありますね。冒頭のアリアの優しさ、各変奏曲の変化に満ちたいろんな傑作。この変奏曲だけはいつも聞きたいと思います。




From juncoop To at 2005 01/14 23:19 編集 返信

やっぱり、偉大なシャコンヌ

今日は久々に無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番をシェリングのヴァイオリンで聞いてます。

シャコンヌはやっぱり偉大な曲ですね・・。

バッハのマタイ、ロ短調ミサ、フーガの技法、ゴルトベルク変奏曲、無伴奏ヴァイオリン、無伴奏チェロ組曲・・・

優れた作品の数々・・・やっぱりバッハは素晴らしいです。


From Skunjp To at 2005 01/14 20:25 編集 返信

ランダム再生

>ということは、skunjpさん
 音楽の捧げ物も、ランダムに好きな順に聴いてもよいということで。
 BWV1079は、いつも3声のリチェルカーレから聞いているので
 すが、あまり意味がないかもしれませんね。

いえいえ、あの曲はやっぱり3声のリチェルカーレから聴きたいというか・・・
この辺いい加減です。(^^;)

ランダムに聴いて面白いかもと思うのは平均律ですが、前奏曲とフーガがワントラックでないと
やはり大変なことになります。

音楽の捧げ物といえば3声のリチェルカーレはいろんな編成がありえますね。

チェンバロ(たくさんある)、弦合奏(ミュンヒンガー)、ピアノフォルテ(新ライプツィッヒ合奏団、
ベーリンガー)、オルガン(マリナー)などなど・・・
みんな好きですが今特に好きだなーと思うのは、ラリュー他のパイヤール盤です。

※明日から3日間また旅ガラスです。MDは何を持って行こうかな。

From juncoop To at 2005 01/13 21:51 編集 返信

ということは・・・・

ということは、skunjpさん

音楽の捧げ物も、ランダムに好きな順に聴いてもよいということで。BWV1079は、いつも3声のリチェルカーレから聞いているのですが、あまり意味がないかもしれませんね。

あの音楽の捧げ物は、トリオソナタと3声のリチェルカーレだけは楽器指定がありましたし、それ以外はどんな楽器で聞くかも指定なしですね。6声のリチェルカーレはオルガンで弾くのがよいかもしれません。4声のカノンあたりは、弦楽合奏で聞くと悲壮感があってなかなかよろしいですね。


【今日の音楽】

●マーラー/亡き子をしのぶ歌(1949年)

●マーラー/リュッケルドの5つの歌(1951年)

ブルーノ・ワルター指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

キャスリーン・フェリアー(アルト)

フェリアーとワルターによるマーラーの歌曲を聞いてます。録音は古いですが、最高の演奏ではないかと思います。亡き子をしのぶ歌は悲壮感がありますが、私は特にリュッケルドの5つの歌より「私はこの世から忘れられ」が好きでして、なんとも寂しい歌曲たちなのですが、なんとも空しく、寂しく、時には華麗な音楽に酔いますね・・。こういう音楽を聴くときというのは、精神的には、ヤバイ時が多いのも確か。そういえば、最近はチャイコフスキーの4番とかフーガの技法とか、ちょっと陰な音楽を聴く傾向にあります。恐ろしい・・・。


From Skunjp To at 2005 01/13 14:38 編集 返信

もったいなくて・・・

ヴェルナーのカンタータは少しずつチビチビ舐めるように聴いています。

今のお気に入りは80番の入っている一枚で、特に150番がかつて聴いたことの
ない程の素晴らしい表現。

なんというなつかしさ!・・・夜中に一人聴いていると涙が出そうです。


※冬のスポーツは、うちのちび助と公園で「うんてい」をすることです。
あ、冬以外でも出来るか・・・(^^;;

From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 01/13 14:33 編集 返信

「フーガの技法」ランダム再生法

ちょっと仕事の一服でおじゃましました。

「フーガの技法」の新しい聴き方を発見!・・・というと大げさですが。

なんてことはない、CDプレーヤーのランダム再生機能(ソニーだとシャッフル)を使って順不同で
聴くのです。

そもそも「フーガの技法」は、頭から順番に演奏会形式的に聴くべき曲として構想されたのでは
ないという事実がある。

あれはむしろバッハのフーガ技法の集大成であり、対位法ウンチクの一大コレクションとして
楽譜に留められているんです。
・・・だから楽器の指定さえなかった。

ということは、どこから聴いても素晴らしいし、逆にランダムに聴いていった方が新鮮で楽しいです。

特に未完のフーガの後で、別のフーガがまた鳴り出すと、ああ良かった終わらなくて、と
いつもの喪失感を味わわなくて済みます。

(まあ、あの喪失感を楽しんでいる方もおられるでしょうが(^^;;)

このフーガの技法ランダム再生法は、他の曲ではあまり使えません。
たとえばフランス組曲のCDでこれをやったら・・・(-_-;)

To at 2005 01/13 13:16 編集 返信

そろそろ冬のスポーツをはじめますか・・

皆さん、こんにちは。今年は早くも各地は雪が多くなりまして、爺になった私も、ウインター・スポーツはまだまだしぶとくやりたいと考えています。

スキーはともかく、スノボーはやめたほうがよいかもしれません。怪我が多い・・。まあ近場となると、兵庫県の北部か、岐阜県か、石川県の白山あたりかも・・・。信州も行きたいですが、なんせ片道400キロありますしね・・。

皆さんは冬のスポーツはいかがですか? バッハ聞きながらスキーもいいかもしれません。


From juncoop To juncoop5@goo at 2005 01/12 21:41 編集 返信

今日の音楽

バッハの音楽は、マタイやヨハネ、ロ短調ミサ曲といった大作と共に、やはり傑作なのが、フーガの技法ではないかと思ったりします。

音楽の捧げ物とフーガの技法は、晩年に書かれた謎の作品でもありますが、1つの主題を展開していくといった書法はこれまでバッハは沢山書いてまいりました。それが変奏曲であったりカノンであったりフーガであったりするのですが、あのマタイやロ短調ミサを書いた作曲家がまさかフーガの技法を書くとは、今でも驚きであります。

さて、今、ミュンヒンガーによるフーガの技法から、3つの主題による未完のフーガと最後のコラール「汝の御座の前に今や進みいで」を聞いて、大変感銘を受けております。

フーガの技法・・・2つのクラヴィーアのための作品1曲を除いては全く楽器の指定がない謎の作品であります。4声、3声、2声と3種類の曲に分類されてますが、果たして、どんな楽器を想定して書かれたのか・・?

ヴァルヒャによるオルガン演奏がしっくり聴けるのは確かですね。まさか弦楽のために書かれたとは思えないのですが、チェンバロのために書かれたかどうか・・。


From juncoop To at 2005 02/06 17:59 編集 返信

ヴェルナーの音楽の豊かさ その2

皆さん、こんばんわ。かなり寒さがこたえるようになりました。お体をどうかご自愛ください。

★skunjpさん

ヴェルナーのバッハ集第2巻を手に入れられて、おめでとうございます。私は、この2巻についてぜひ聞いていただきたいのが、カンタータ第140番の第1回目のモノラル録音と第147番、第149番、第105番、第150番、第200番の6つのカンタータです。

149番のソプラノの第4曲アリアの美しさ、200番のアリアの美しさは絶賛に値します。しかも優しく聞き手に語ります。
147番は2回目ですが、これも名演。150番の渋さも素晴らしい出来であります。名曲105番はレーマンの名演とは違ったものではありますが、第3曲アリアの美しさは素晴らしいです。
第104番については、2回目の録音のほうが優しく演奏されていいかもしれません。104番の2回目の録音は1巻に入ってます。

ぜひヴェルナーの優しいソフトなカンタータの名演をお楽しみください。


●チャイコフスキーの交響曲第4番について

この曲全楽章すべて好きな音楽でして、第1楽章の戦闘的なファファーレに始まり、悲壮感が漂う・・・それはわれわれが今の暗い時代を生きるために戦いに出かける、悲惨な現代社会を暗示しているかのようである。絶頂に達する部分の悲壮感には思わず自分が置かれている現状が悲劇的に映され、思わず涙がこみ上げてくるのです。そして第2楽章の嘆きのオーボェからはじまり、これはバッハのカンタータ第21番にも通じるものです。第3楽章は弦のpizzにはじまる軽快な曲だが、それはこの世をあざ笑うかの如くであります。第4楽章歓喜のような雰囲気のなかに、やはり悲壮感が漂う、戦いの始まりである第1楽章のファンファーレも顔を出す。最後は絶頂に達し華々しく終わるのですが、やはり終わった後も心中に残響のように悲壮感が残る。